2018/06
6/8 続・トライチェイサーの作り方
まずこちらの画像をご覧いただこう。
お次にこちらの画像と見比べていただきたい
どのあたりが大きく変わったか分かるだろうか?
そう!
ここ!!
はい、ここ。
このウイングの前端部の緩いカーブ。どうやらここがデザイン的に大変重要な部分だったらしく、前バージョンではここが一直線だったためなんかパチモノ感が出てしまっていたのです。
この曲線を出すためにですね、一度この部分を完全に破壊。
上から継ぎ足しで樹脂をそそぐという大工事を経てここに至りました。
というわけで
改善点1・シルエットが本物に近くなった
そんでこれ
改善点2・ツルツルになった
この写真とかからよくわかるようにバージョン1は見てもデコボコ、触ってボコボコ、3m離れて逆光でようやくサマになるというありさま。 正直自分でもヤベーなと感じていたので色塗って以降はあまり寄りで写真は撮ってませんでした。
しかし、電動サンダーという文明を導入したことによりツルッツルに。
ツルツルになっていくのが気持ち良過ぎたので、これ以上削ると自壊しかねないあたりまで削ってしまいました。これがレーシック手術だったら失明よ。
でもまあこれが機械任せでがむしゃらにやってれば終わるというものでもなく、削りすぎたところにパテを盛ってまた削って削りすぎてパテを盛ってのひたすら繰り返しでして、 ここにくるまでに黒のジーパンが2本ほど白のジーパンになってしまいました
しかしまあ、やっぱりちゃんとやすり掛けすると塗装が映えるね。
そしてまたこれ
改善点3・塗装
前回はなんとなくこんなもんだろうと艶黒とジャーマングレーで塗装していたんですが
なんともこう、のっぺり、とした仕上がりになってしまったんですよね。
そんでこれなんでかっていうと、車とかよく観察すると分かるんですが白色、とか赤色とか一色に見えがちな車でも本当にただの白とか赤だけで塗られていることはまれで、「ホワイトパールマイカ」みたいな名前でキラキララメラメが入ってたりするのが普通なんですよね。というわけで今回はマットブラックとガンメタリックを使ってみました。
かなり理想のカラーになったと思います。
そして最後にこれ
改善点4・フロントフェンダー
前回、またこれも何とかなるやろと車体に取り付けた結果。あの忌むべきアゴ下枕トライチェイサーと全く同じフォルムになるというハプニング。
どっちもスズキのバイクなので、さもありなんという感じですが、とにかくアゴ下に隙間があるのはカッコ悪い。
どうしようかと考えた結果、フェンダーを半分にぶった切ることに。
わかりますか?
後ろ半分はもとの取り付け場所に、前半分はカウルに直付け。という風にしてみたんですが、意外と違和感なくハマってると思いませんか?結構いいですよね。僕は満足です。
とまあ、前回は取りあえず完成させたい気持ち(あの直後に2週間くらい家を留守にする用事があったのでいったん形にしないと気になりすぎて死ぬと思った) が先行してガガっとやってしまった感があったのでまあ出来もそれなりだったんですけど、作った人はそういう事情が分かってるから (あと普通にテンションが上がってるから)悪いところからは目を反らしていい部分だけを見ることができるんですが、 外側の人間はそんな事情知ったこっちゃないのでダイレクトに出来の悪い部分が目に付いてしまうんですよね、そうですよね、わかります。
マフラーのエッジダルダルやんとコメントをくれた人、イオンの駐輪場でしょぼいクウガと言ってくれたバイク乗りの方々、 あとオモコロライターのかまどさん。大丈夫です。きっと僕に「いつでも他人から評価されてると思って行動しろ」と教えてくれたんですよね。はい、わかってます。全然怒ってません。ほんとに。ぜってぇブッ殺すからな
あと車体全体を映した写真が一枚もないのは、マフラー作るのダルすぎて完全に放置しているからです。たぶんあと3年くらいかかると思います。