服装第一主義

2016/10

10/8 才気煥発ダイアリー

僕ってつくづく頭いいなって思うんですよ。

そりゃまあ幼稚園の頃には立方体の展開図が描けたほどの神童だったんで分かってはいたんですけど、近頃その傾向が顕著だなと思いまして。


まず大学5年目にして残り単位数が30を超えていたことに気付いたときね。
残り単位数30って、大学に行く日が週4日はくだらないわけで端的に言ってまあヤバい。この状況、コアファイターだけ飛んでったガンタンク並ににっちもさっちもいかないんだわ。でもそこで就活する時間がないことを見越して即座に大学院進学へ切り替える俺、最高に冴えてる。


それで大学院に行くにはいわゆる入学試験をパスしなければならないらしいんですけど、まあ遠い未来の話だと思ったんで勉強は先延ばしにしていたんですよ。
で、その試験が6日後に迫っていることに気付いたときね。この状況、栓を開けっ放しにしたまま風呂にお湯をためてた時くらい取り返しがつかない。でもそこで、自分が絶対にコツコツと勉強しないことを見抜いて事前に5泊6日の治験を申し込んでおく俺、ヤバいほどクレバーだよ。入院したらもう勉強するしかないもんな。


あと院試の面接にTシャツ,Gパン&髭面で行って他全員がスーツなことに気付いたときね。
この状況、オタクが合宿で免許取りに行くレベルで四面楚歌なんだ。だけど待ち時間を利用して近所の古着屋で適当なシャツを買う俺、シビれるね。カミソリ負けでシャツの襟を紅く染めながらラフなオフィスカジュアルを演出する俺には流石に教授たちも面食らっただろうな。


その後なんだかんだで合格するんだけど、なんか提出しなくちゃいけない書類の存在を〆切10分前に思い出したときね。
これ通学時間考えるとさ、一週間に10日来いとかいうのと同じくらい不可能。だけど結局〆切の30分後に窓口に行ってさ、なんかもうほっとけないくらい滅茶苦茶に困った人の顔をした俺、後世に語り継ぎたいほどカッコよかった。ほんと事務員さんが優しい人でよかったね。


天才ってやつは……まったく先が思いやられるよ。



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