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服装第一主義

2014/09

9/11 ブロンブースター!!(最初で最後の出番)


この間仮面ライダーキバを見終わりまして、その興奮冷めやらぬまま日記を書きだしたらこんなタイトルになってしまいました。

こんなこと言ってますけどブロンブースターは全然扱い良い方ですよ映画にも出てるし、なんてったって最終必殺技の一つなのに一回も使われなかった伝説のバッシャーフィーバーがありますからね。 というかキバはフォームチェンジの使い方が全体的に雑すぎ、基本の4色をまともに使わないままあっという間に最強フォームを手に入れて、それからずっと最強キンピラをひたすらにゴリ押しですから。 基本フォーム後一周は出来ただろ、確実に。

ま、面白かったからいいんですけどね。ちなみにこれで平成仮面ライダーで見てないのはあとカブトだけ、そしてプリキュアはすべて見終わりました。これで大手を振って街を歩けるってもんですわ。

それでそのブロンブースターっていうのはブロンっていうモアイ像が主人公のバイクに取り付くことで最高時速1550kmを叩き出すまさかの一発免停アイテムのことなんですが、 これが合体するとウィリーするんですよ、バイクが。

しかもそのバイクってのはなんていうの、ハーレーっていうのかな、夏になると汗をポタポタたらし頭頂部から湯気を出しながら出社してきて 、おまけに書類の確認を頼むとフニャッフニャになって返ってくることから陰でモイスチャー星人と呼ばれ、妻は給料日にしか会ってくれず、娘は半径500mより近づいてきてくれない。 というのも私が娘のパンツを頭から被りながら首絞めオナニーにいそしんでいるのが娘にバレたからなんだが、まったく年頃の女の子って難しいもんだ。でもそんな私でも休日だけはスターになれる。 お気に入りの皮ジャンを羽織りレイバンのサングラスをかけ愛馬(コイツ)に跨る。地鳴りのような音を響かせながら国道を北へ走らせる。美咲、どうだい?お父さん、道の駅ではこんなに人気者なんだぞ・・・ なんていうおっさんが乗ってるようなタイプの重そうなバイクでウィリーしやがるんですよ。

それ見たらなんというか感化されちゃいまして、もう「おれのバイクでウィリーできないわけが無い!」状態になってしまってオフハウスで安く売ってたどう考えてもASKAがデザインしたとしか 思えない色使いのオフロードウェアを身にまとって近所の河川敷に直行したんです。 ちょうどいい感じに開けた場所についたんですが、ウィリーをしようにもとにかくやり方がよくわからないのでまずはスマホで検索、まったく便利な世の中になったもんです。画像どころか動画付きで説明してくれるんだから。 しらべて分かったことをまとめると

@普通に走る
Aアクセルを戻す、クラッチを切る、前ブレーキをちょっとだけ掛ける
Bクラッチをつなぐ、体重を後ろに移動させる、アクセルを開ける
Cウィリーv(^ー^)v

こんな感じで行けるらしい。どうやらAでフロントサスペンション(前輪を支えるバネ)を思いっきり縮めて、Bでバネの伸びる力を利用して前輪を上げるってのがコツみたいだ。
割と楽勝感が漂ってる、たぶん卵を片手で割るより簡単だろう。ちなみに僕は小学6年生の時点で片手割りをマスターしたので理論的に言えばすでにウィリーをマスターしていることになる。
それじゃあ早速やってみよう。

ブイーン・・・

よし、ここらでアクセル戻して!
そして体重移動しつつすかさずアクセルッ!






ガオーーン!!









あがらない










クソッおかしい、理論上はもうできていてもいいはずなのに






ガオーーーン!!











あがらない











ガガガオーーーーーン!!!






ブウィーーン、プスー・・・




痛ぇ、コケた・・・




ダメだ全然上がらねえ、ついでになんか足も痛ぇ、これは大腿骨の1本や2本いっちまったかもしれない。 ひとまず大事を取って休憩していると河川敷にバンパーの潰れた薄汚れた軽自動車が入ってきた。 軽自動車はすぐそばに止まると中からモイスチャー星人が下りてきて僕にこう言った。

「ここ、よく来るんですか?」

なんだよかった、職場にも家庭にも居場所がなさそうなモイス男のことだから、河川敷が唯一の居場所だとかいって僕を追い出そうとしてくるかと思った。
どうやらオッサンはここに来るのが久しぶりらしく夏の間に草ボーボーになってしまった河川敷を嘆いていた。 それから二、三言交わすとオッサンは車の方へ戻り、中からアウトドア用の小さな椅子を出して川の方を向いて座っていた。嘘みたいに草ボーボーだから川なんて見えないのに、変なオッサンだ。

で、オッサンと話してるうちに足も治ったので練習を再開することにしたんですよ。 やり方もしっかりおさらいして、なになに体重移動はめちゃくちゃオーバーリアクションにやると上がりやすいのか。
よしっ!


ブイーン・・・


よーし、アクセル戻して、ブレーキして、クラッチ切ってと・・・

すかさずチャーリーズエンジェル フルスロットルッ!!(見てない)








ガオーーーーーンッ!!!











あ が ら な い






うーん、だめだ。全然バネが縮んでない気がするな。 そこらへんを意識してもう一回っと





ガオーーン!!









「あのさー」





ここでまさかのオッサン再登場、もちろん結果はあがらなかったけれどここでまさかのオッサン再登場。
「それ、あと何時間もやるの?」
藪から棒になんだこのオッサンは、おとなしく蚊に刺されていろ。

「わだちとか見た感じもう十分やったでしょ」
そうは言うがオッサン。移動・休憩時間含めても1時間、オッサンが来てからは10分もやっていないのでそのことを伝えると

「俺、あそこのマンションに住んでんだけどさずっと見てたよ!」
「こっちだってせっかくの休みだから河原でビールでも飲んでゆっくりしようかなって思ってきたのに、すぐ近くでガーガーガーガーやられちゃあさ・・・」
向こう岸の奥の幹線道路沿いにある小さなアパートを指さして言うオッサン、わざわざこんなところに来て飲みに来るなんてネタで言ってたのに本当に家庭に居場所が・・・
絡まれるのもめんどくさいしなんだか可哀想になってきたので仕方なく僕が折れて帰ろうとしたら

「あー、じゃあいい。おれ帰るからさ、やってていいよ。いいっていいって!!」
帰ろうとする僕を制止して、ものすごいスピードで去っていくオッサンのボロい軽。
なんだったんだあのオッサンは。説教したいだけなのかなんなのかはっきりしろ、ていうかさっき言い忘れてたけど車で来たならビールは飲めない。


でもまあこれでひとまず脅威は去ったわけで、やっと練習が再開できるわけだがこのままじゃいつまでたっても出来ない気がする。
だが意外と難しいぞウィリー、フワフワたまごのオムライスを作るぐらい難しい。ちなみにふわとろオムライスは今まで一回も成功していないので理論上ウィリーは不可能ということになる。 このままじゃマズイ、なにか解決策をこの現状を打破する方法はないものか。

しばらく情報の海を漂っていたら有力っぽい情報を見つけた。 いうには「フロントサスペンションを縮める感覚がわからない初心者はバイクの上でホッピングみたいに上下運動するとタイミングをつかみやすい」そうだ。 なるほど、たしかにやりやすそうだ。
では早速







ぽーんぽーんぽーんぽーんぽーんぽーん・・・








いまだっ!



ガオーーーーーーンッ!!!






ブィンッ!!



あがった!!









あれっ?







ガガガガガッガガガガッガ!!!!!!!!!!!




ちょっとちょちょっとあがり過ぎあがり過ぎ!!











ガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!




あー、どっか削れてるどっか削れてるって!










ブゥイーーーーン!!

ズシャーーッ!!






キュン! プスー・・・






笑いの暴走自転車暴走するバイクから飛び降りたことでなんとか一命を取り留めましたが、一方のバイクはナンバープレートが綺麗さっぱりなくなり、 足を乗せるところが匠の技みたいに華麗に収納され、ハンドルが常に右折という致命傷。







ええ、リュックにナンバーくくり付けて片足立ちでずっと右折という中国雑技団もびっくりな体勢で帰りましたとも。

オッサンが来た時に素直に帰ってればよかった。



帰って水曜どうでしょうでも見よう。









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